セラピスト紹介

1999年、18歳で地元福岡県の設備会社へ就職。
オフィスワークに憧れ就職したものの充実感を感じられず、また、人間関係のストレスも抱え込むようになりました。さらに、追い打ちをかけるように体に異変が起き、仕事にも生活にも支障が出るようになりました。

幼い頃から、その場の空気を敏感にキャッチしやすいところがあり、毎日クタクタになるほど神経をすり減らして、
「周りの要望・期待に応えなければならない」と思うようになりました。
そのような小さなことが積み重なり、次第に笑顔でいる余裕がなくなりました。

そこで、まずは体を回復させようとリラックスする時間を持つことに。
たまたま目にしたリラクゼーションサロンに入ったことで、アロマの香りや空間、温かなセラピストさんのハンド技術によって、抱えていた緊張感が和らいでいくのを感じました。
悲鳴を上げていた体が元気になれた理由が、人の手による癒しの力だと実感した私は、疲れている方を癒す仕事に携わりたいと強く思うようになり、安定した仕事から離れることになったのです。

2004年、6年間の会社員生活にピリオドを打ち、セラピストとして働き始めました。
主にボディケアやリフレクソロジーを行うサロンでした。

新人の頃、緊張して手が震えてしまい安定した技術ではなかったにも関わらず、褒めてくださるお客様の言葉が本当に嬉しくて、施術をしている時間が楽しかったことを覚えています。
私がハンド技術にやりがいを感じ続けられているのは、この時のお客様が褒めてくださったことが原点なのかもしれません。
さらに経験値を広げるためにサロンを転々とし、アロマトリートメント・ヘッドスパ・岩盤浴など、体を癒すための様々な技術や知識を得ることができ、それが今の財産となっています。

2006年に結婚しサロンで働いていたものの、2008年に妊娠したことをきっかけに解雇され、泣く泣く退社することに。
その時は、サロンから離れることに悲しみでいっぱいに…
女性はライフスタイルの変化により、進む道が大きく変わることを身をもって感じました。
しかし、休むことなくずっと働き続けていたため、今思えば体を休ませる良い機会だったかもしれません。

そして、2009年に長女を出産。1児の母に。
子どもの成長を毎日見つめながら有意義な時間を過ごしていく中で、
「これからは家族も仕事も大事にしながら過ごしていきたい」と、新たな想いが芽生えました。

しかし、乳児を育てながらの仕事と家庭の両立の難しさを痛感。
仕事に復帰したいと面接を試みるも、すべて不採用という現実に行き場の不安を感じながら、仕事復帰を諦めるか、それとも諦めずに動き続けるかの狭間で心はいつも揺れていました。

どうしてもこの仕事がしたいという気持ちを諦められず、その甲斐もあって、4年間のブランクを経てようやくセラピストに復帰。ブランクがあったことで、より一層仕事ができることの喜びが溢れ、胸がいっぱいになりました。

ところが、街の中心地にあるサロンは連日お客様も多く、どうしても施術人数を効率的にご案内することが優先されていました。お客様の声に耳を傾けるという、1番大切なコミュニケーションが取れていないことに違和感を感じるようになりました。
来ていただくお客様には、体も心もリフレッシュしていただきたい。
そのためにはどうしたらいいのだろうと、自分の在り方を見直したいと思うようになったのです。

そんな中、YouTubeで目にしたハワイに伝わるロミロミ。
画面越しから伝わる気持ちのこもったトリートメントに釘づけになり、ロミロミの指導を受けることにしました。
ロミロミの学びを深めるにつれ、これまで学んだ技術を1番とするものとはまた違う癒しの世界。
体の疲れを和らげるだけではなく、心から癒されるようにと祈り、自然のエネルギーを観じながら心・体・魂を調和させていくロミロミ。
これからは、順番通りに決められた施術だけを行うことや、指名数を増やすために頑張るのではなく、目の前にいる方にとって、気持ちの安らぎや幸福感を感じていただけるようなトリートメントと、おもてなしができるサロンを始めたいと思うようになりました。

そして、2016年8月に福岡市博多区に念願の「ロミロミサロン mohala」をオープン！
ハワイ語で「開花」を意味するmohala（モハラ）と名付けました。

オープンしたことで、サロンがなければ出会えなかった方々との出会いがあり、
「サロンに来て気持ちも体も楽になりました、ありがとう。」と、涙を流された方もいらっしゃいました。

ロミロミに出会い、多くの方に出会える機会が増えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

現在は、遠くから時間をかけてお越しくださるお客様も増え、
「まさみさんの手や言葉は癒される」と言っていただけることが本当に嬉しいです。
また、初回のお客様が最初は緊張して表情が硬かったのに、終わる頃には笑顔で和やかに話してくださる時、
「自分を大切にしたくなりました」と言われた時、
心からセラピストになって良かったと思います。

愛は癒しと調和によって起こります

出会えたことへの感謝を忘れない
目の前の人に優しさを持つこと
愛を与えること

ALOHAの教えは命を輝かせ、人生を明るく照らしてくれます。

体も気持ちもスッキリしない
疲れてやる気が出ない
心のどこかに満足しきれない想いがある

ふと、そう感じてしまう気持ちの揺らぎを抱えている方が、ときめく日常を手に入れられるよう、お客様一人ひとりの心に寄り添うセラピストでありたいです。

mohalaが、人一倍頑張る女性の心を落ち着ける場所となりますように。